来月5月に出産を予定しています。
そのため、里帰りで実家に2歳の息子と帰ってきています。
散歩して、てんとう虫や蝶々を探す日々。
実家は自然豊かなところなので、息子は大興奮です。
特にやることもないので、のんびりと平和すぎるほど平和な毎日です(笑)
しかし、てんとう虫など見つからない日もあります。
ある日、「てんとう虫はー?てんとう虫はー?」っとしばらく探し回っていたのですが、息子が「まぁいいいかー♪」と言ったのです。
日頃、息子と過ごす中でイヤイヤ期で癇癪を起こしたり、うまくいかなかったりな時に私は「まぁいいかー♪」と言っています。覚えていたのだなぁと、そして使い方もバッチリで小さな感動を覚えました。
さて、このまぁいいかの精神ですが、子どもにはそんな気持ちで接することができても、自分自身にはどうかと言われると、難しいこともあります。
ヨガの八支則のヤマ(禁戒)のひとつ、アパリグラハ執着しないこと、これに繋がるように思います。
何事に対しても、「もっと、もっと」と欲しがらず、執着しないこと。
必要以上に所有し執着がわくことで、失うことへの恐怖や奪われるかもしれないという疑い、他人への嫉妬や怒りも自分の中に沸き起こってくると言われています。
これは、モノだけではなく、環境、考え、他人に対しても。
なんだか執着してしまって、モヤモヤしてることに気づいたら、息子の「まぁいいか」を思い出し、まずはひと呼吸、「ふぅ〜」。そして、明るく「まぁいいか♪」口に出して言ってみようと思います。
まぁそんなもんだよねって楽観的になれると自分自身が楽ですよね。
その後、息子は、てんとう虫のことなど忘れてしまったかのように別の遊びに夢中になっていました。
子どもは「今、ここ」に生きる天才です。