5/21(土)は、名取市杜せきのしたで講師仲間と活動してきたYoga salon Fouのレッスンでした。
講師それぞれの道を歩んでいくため、5月いっぱいでYoga salon Fouの活動は終了です。
5/21がラストレッスンで一緒に土曜クラスを盛り上げてきた講師のshihoさんとコラボレッスンをしました。
FOUは、東日本大震災を受け、何かできることがないかと2013年10月に、1人の新米ヨガ講師が立ち上げました。
私は、最初は生徒として通っていました。様々なタイミングが重なり、途中から講師として関わらせてもらうことになりました。
私が関わったのは、4年ちょっとでしたが、その中でも引越したり、子どもが産まれたり…と個人的にもいろいろな変化がありました。
これまでを振り返ると、ヨガの練習をする時間ももちろん豊かでしたが、ヨガが終わったあとに、少しみなさんでお話する時間がとても好きでした。
農家をされてるメンバーさんが、新鮮な野菜をおすそ分けしてくださることもあって、その野菜の料理方法で盛り上がったり、新しく出来た地域のお店の話題になったり、誰かメンバーさんの嬉しい出来事をシェアしてみんなで喜んだり…
うちの子どもたち2人も妊娠中から、FOUメンバーさんとお腹の中で一緒に時を過ごしていて、産前みなさんがお腹を撫でてくれてエールを送ってくれたことや、産まれたあとにレッスン終わりに赤ちゃんと遊びに行った際に、まるで親戚のように喜び、可愛がってくれたことなど、大切な思い出がたくさんです。
サードプレイスなんて言ったりもしますが、家でもなく、会社や学校でもない、利害関係、上下関係のない、ヨガが好きという気持ちで繋がっているゆるやかでフラットな関係性が、とても心地の良いものでした。
講師という立場ではありますが、私もヨガが好きな1人の練習生です。
クラスのヨガのガイドはしますが、みなさんから教えていただくことや、学ぶことも多く、学び合う対等な関係でした。
ありがたいことに、「気持ち良かったです!」「なんだか元気になりました!」と感想をいただくこともありますが、元気やパワーをもらっていたのは私のほうです。
レッスンの日を、手帳で赤丸をして楽しみにしながら、日々の育児や会社員の仕事をなんとかやってきたかんじです(笑)
クラスの最後に講師のshihoさんのガイドで瞑想の時間がありました。
みなさんと同じ時、同じ場所を共有して、それぞれどっしりと座っている光景を、その瞬間を、しっかりと見ておきたくて、私は目は閉じずに、その場を味わいました。
様々なご縁が重なって、1人1人のメンバーさん、他の講師仲間と出逢えた感謝、
これからもそれぞれのヨガが続いていくこと、
そして、いつでもゆるやかに繋がっていること、
そんなことがふわふわと頭の中をただよっていて、満たされた気持ちでいっぱいでした。
最後に、FOUを立ち上げた講師の方からのお手紙サプライズもあり(私たちにも内緒で長年のFOUメンバーさんに託してくれた)、みなさんで和になってお話しました。
私の人生にも、みなさんの人生にも、これからもいろんなことが起こるのだろうけど、「きっと大丈夫!」そんな風に思いました。
終わってしまうさみしさがないわけではないですが、さみしい感情よりも、前向きで晴れやかな感情のがはるかに大きいです。
くじけそうになった時は、この日の写真を見返してみようと思ってます。
きっとそっと背中を押してくれるんじゃないかと思っています。
ヨガは、心と身体を結ぶという意味があり、ポーズをとることだけではありません。
心と身体をひとつにし、呼吸を合わせて、夢中になって取り組むことは大きく言ったら、それもヨガです。
それは、絵を描くことかもしれないし、見知らぬ土地でも楽しもうと頑張ることかもしれないし、育児や介護など家族のケアを懸命にやることかもしれないし、動物や植物、果物、野菜を育むことかもしれないし、なにか新しいものを社会に生み出すことかもしれないし、今あるものを大切に維持することかもしれません。
なんだか話が大きくなってきて、まとまらなくなってきました(笑)
最後に、とても好きな谷川俊太郎さんの「生きる」という有名な詩を紹介して結びとしようと思います。(↓youtueの朗読の動画です)
この詩を読むと、生きることは、喜びに溢れていて、ありがたいことなんだなぁと思います。
生きてるだけで、バンバンザイなのです!
その上、ヨガの練習までしたら、これはもう最高ですな!というわけです(笑)
Yoga salon FOUに通ってくれたメンバーさん、講師のみなさん、ありがとうございました。
大好きなヨガをこれからも練習し、そして伝えていきたいと思います。