花の種をまく
春野りりん
俵万智さんの「プーさんの鼻」を読んでから、私の中で短歌がひそやかなブームです。
●内容
子どもの育つ日々の歌を選りすぐった短歌写真集
●印象的な短歌(本書より引用)
風呂場より 踊り出でたる幼子は 光ほのかな あしあとを生む
幼稚園受験願書に ひろびろと長所欄あり 花の種をまく
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こちらの本は、子どもと暮らす日々のなにげない喜びや驚きのキラリとした瞬間が詠まれています。
タイトルにもなっている紹介した2つめの短歌は、noteに書かれていたエピソードも印象的でした。
著者のお子さんの幼稚園の決め手が、受験願書に大きな長所欄があり、短所欄というものがなかったこと、そして連絡帳でのやり取りの話がとても素敵でした。
リンクを貼っておきますので、ご興味のある方読んでみてください。心がぽやぽやと温かくなりますよ!
↓
https://note.com/lyrin/n/n98c341a48dc6
子どもたちに対してもそうですが、どんな人へも、短所でなく長所に目を向けて、「それ、すごくいいね!」って言えるように自分のメガネが曇らないようきれいに磨いておきたいなと思います。