ヨガの聖典と言われるヨガスートラという書物では、「ヨガとは、心の波を静止することだ」と書かれています。
「なんのこっちゃ!」と思う方もいると思います。
私たちは、国や地域の文化や教育、育ってきた環境、周りの人との関わりの中で、固定観念、「こうであるべき」というものが知らず知らずのうちに、自分の内側にストックされていきます。
それを自分にかかっている輪ゴムのようなものだと考えると、輪ゴムが多すぎると、ギューッと締め付けられて苦しいです。
マインドにかかっている輪ゴムをひとつひとつとって、本来の自分にかえっていくこと、そんな風に理解しています。
「こうであるべき」という考え方をほぐしていくことは、なかなか難解なので、まずは、身体をほぐしていこう!というのが、世間でいう「ヨガ」であり、身体を使ったポーズの練習です。
こんなことを知る前、ただ身体を動かすヨガを淡々とやっていた頃も、この輪ゴムがとれていく感覚は確かにありました。
ヨガをしたあとは身体も気持ちもスッキリして、何かに対して「まぁいっか〜♪」と寛容な態度でいられたなと思います。
少しずつ、私が学んできたヨガのことも書いていこうかと思います。ご興味ある方、お付き合いください。