マンガでよくわかるモンテッソーリ教育✖️ハーバード式子どもの才能の伸ばし方
伊藤美佳
●内容「BOOK」データベースより
いつも叱られがちだった子どもが、9つの知能を伸ばすメソッドでいきいき輝きだす!おもしろいほどわかる、自立心と集中力の育て方。
●感想
人格の土台が形成される0〜6歳までの関わりが書かれていて、イラストやマンガで実例がたくさんあり、わかりやすかったです。後半は、具体的な能力を伸ばす遊びも紹介されてて実用的です。
“0〜3歳までは、五感で体験するものすべてを全身で吸収しており、五感をたくさん刺激することで、感受性豊かで、表現力のある大人へと成長する”と本書にあり、五感を刺激するベビーヨガやベビーマッサージなどもやっぱり良いのだなぁと思いました。
子どもの謎な行動は、「自分の能力を試してみたい!」という気持ちからで、親は可能な限り見守って、信じてサポートしてあげようということが書かれています。
だけど、なんでもかんでもというのは大人が疲れちゃう時もあるので、最初に枠組みを決めてあげるのも良いという視点が良かったです。
集中して遊んでいる時は、褒め言葉もかけずに、フロー状態を邪魔しないよう優しく見守るというのは目からウロコでした。
“いちばん大切な脳の成長期に、親があげられるプレゼント”という章のタイトルがありました。このフレーズが印象的で、それはやっぱり「あなたを信じているよ!サポートするよ!」という関わりなんだろうなと思いました。
豪華なおもちゃなんて与えなくても、そういった一見地味な毎日の見えないプレゼントの積み重ねが、成長した時に、本人の自信や勇気、前向きさ、思いやりの気持ちになるのだろうと感じました。
「急げ!急げ!」と毎日のように言っている私なんですが(笑)、余裕がある時は、思う存分子どもがやりたいように見守り、待ってあげるようにしたいと思いました。
余裕がある時はね(笑)