翻訳できない世界のことば
エラ・フランシス・サンダース
世界のおもしろい言葉が、そのイメージが伝わるカラフルでかわいいイラストと一緒に載っています。
「へぇ〜、こんな言葉があるんだ!」と思うのと同時に、そういう言葉が生まれる文化が背景にあることを考えては、「世界は広いな〜、行ってみたいな〜!」と胸が踊ります。
有名なところだと、スウェーデン語のFIKA(フィーカ)とかね。
“日々の仕事の手を休め、おしゃべりしたり、休憩したりするために集うこと。カフェ、家いずれでも、コーヒーを飲んだり、お菓子を食べたりして、数時間”(本書より引用)
冬が長くお家時間が多めで、幸福度も高いと言われている北欧っぽいなー!!って思います。
日本語からは、「わびさび」、「こもれび」など紹介されています。
日本語の美しさも再認識。
●内容「BOOK」データベースより他の国のことばではそのニュアンスをうまく表現できない「翻訳できないことば」たち。
●印象的なフレーズ(本書より引用)
KILIG(キリグ) タガログ語
“おなかの中に蝶が舞っている気分。たいてい、ロマンチックなことや、すてきなことが起きたときに感じる。”
“だれかに無条件に愛されることによって生まれてくる、自信と心の安定。”