こんにちは。
宮城県名取市、岩沼市でYoga salon Nazという小さなヨガ教室をしているヨガ講師のtomoyoです🌿
今回は、本のご紹介です📕
会社員の仕事では人事の仕事をしていますが、メンタルヘルスは興味深い分野です。
本書によると、自衛隊では陸空海合わせて年間約100人が自殺し、それは他の公務員と比較して2倍だそうです。（結構前の本なので、データは古い）
過酷な現場ではどんなメンタルヘルスの施策をしているのか興味があり、手にとりました🤔
海上自衛隊で行われているメンタルヘルスケアは、特殊なものもありましたが、全体的には「なんだ〜、意外と普通だな。」というのが感想でした。
強そうに見える集団であっても、当たり前ですが、いろんな特性を持った人がいること、どんな人でもメンタルヘルスのバランスが崩れることはあるということ、そして日頃から啓蒙活動や教育をし、相談先があることをオープンにすることが大事なのだと感じました！
ここまでであれば、個人的な感想なので、わざわざSブログに書くほどでもないのですが、投稿としてあげたいと思ったのは、次の点です。
著者が海上自衛隊に入ったのは35歳なのです😳❗️
NHKのキャスターであった著者が、阪神淡路大震災や臓器移植の取材で、心のケアの重要性を感じ、仕事を辞め、大学院に入り直します。そして、臨床心理士となります。
ここまででも、なかなかできないことですが、彼女は仕事場として海上自衛隊を選びます🌊
入隊して2ヶ月半の、学校での泊まり込みの研修のエピソードが書かれているのですが、それがかなりハードなのです。起床後2分以内にグラウンドに整列とか、泊まっている部屋の点検が行われ、シーツがピシッと張ってなければ全部剥がされる、制服の時には傘がさせないなど、驚きの連続です😱
本配属後も、最初はイロモノを見る目を向けられることもありましたが、真摯に時にクレバーに接していき、だんだんと彼女の活動に賛同する仲間たちも増えていきます。
著者の腹を決めて挑んでいく勇気、自分はできると信じるまっすぐな気持ち…、もうね、ルフィみたいなんですよ🕺✨笑
35歳ですよ！すごい！の一言です👏
誰しも、子どもの頃はそういった少年マンガのヒーローのような気持ちを持っていたのに、だんだんと失われてしまうように思います。
困難なことにぶつかった時に、「おら、ワクワクすっぞ！」（悟空）と言えるだろうか・・・。
いくつになっても心の中に勇敢なヒーローを持ち合わせていたいものです⭐️
最後までお読みいただきありがとうございました🐙
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