こんにちは。
宮城県名取市、岩沼市でYoga salon Nazという小さなヨガ教室をしているヨガ講師のtomoyoです🌿
今回は本の紹介です📕
海洋生物学者のレイチェル・カーソンは1962年に人間による環境破壊の恐ろしさを「沈黙の春」という本で語りかけ、世界的に有名になった方です。
この「センス・オブ・ワンダー」も長く愛されるベストエラーなので、読んだことがある人も多いかも知れません📕
1996年に刊行されたこの本は、ずっと実家の本棚にありましたが、読んだことがありませんでした。
金工作家の川地あや香さんが紹介されていて、読んでみたくなり、GWに実家に帰った時に、拝借してきました🦉
舞台は、レイチェルが毎年夏の数ヶ月を過ごしたアメリカのメーン州の海岸と森です🌳
晩年のレイチェルが、幼い甥っ子のロジャーと自然への冒険へ出かけた様子が、美しい写真ととも描かれています👒
印象的だったところを少し紹介します。
“子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。
残念なことにわたしたちの多くは大人になるまえに澄み切った洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー＝神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう。”（本文より）
“地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。
たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。”（本文より）
本書を読み、子どもたちとの公園遊びや、散歩が楽しくなるように虫めがねを購入しました🔍
子どもたちは気に入り、早速アリの巣を観察したり、花の作りを見たり、楽しんでいるようです🧒🏻👦🏻🌷
私も、20代の頃は遠くに忘れさられていただろう感覚の回路を繋ぎ直し、子どもたちと一緒に、自然の持つ面白さに触れていけたらと思います🐛
現在、世に出まわっている版（表紙も全然違う）では、川内倫子さんの写真が載っていて、「魔女の宅急便」でおなじみの角野栄子さんや、生物学者の福岡伸一さんの解説が載っているそうです📕
そちらも興味深く、図書館などで探してみようかしらと思っている次第です🐝〜♪
最後までお読みいただきありがとうございました♡
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