こんにちは。
宮城県名取市、岩沼市でYoga salon Nazという小さなヨガ教室をしているヨガ講師のtomoyoです🌿
今回は本の紹介です📕
親になってもわからない 深爪な子育てのはなし
深爪
*感想
深爪さんの2人のお子さんが乳幼児期から中学生、小学生までのことが、独自の切り口で語られています🐈⬛
子育てには、可愛いや、愛しいももちろんあるけれど、それだけじゃなく苛立ちや怒りもあるし、タイトルの通り「親になってもわからない」の連続なのだということが、リアルに綴られています🌼
深爪さんのユニークな表現に爆笑したり、ほっこりするエピソードにホロリとしたり、グッとする言葉や、言語化できないモヤモヤを見事に表現している言葉にうなったりしながら、スイスイと読みました📕
特に、小6になった息子さんが学校に行けなくなってしまったエピソードは、興味深かったです。
子を信頼して、放っておく勇気を持つというのは、文字として見れば簡単だけれども、実際にそういう態度で居ることは、なかなか難易度が高そうだと思いました。その時になってみなければ、ちゃんと考えることはできないのだろうけど、こういうことも起こりえるよなぁ・・・と、情報として入れておくことができて良かったです。
中学生になった息子さんが、家庭科の調理実習で習ったシチューを家でふるまった際に、「魔法のお星さまを入れたから、きっとおいしいよ」と星形のにんじんが入っていたという話は、好きなところです。
幼い時に、野菜を食べない息子さんに、深爪さんがにんじんを星形にしていたことを覚えていたそうです⭐️
子育て奮闘中の人は、共感の嵐と肩の力が抜けるかも知れない本です。
*印象に残ったところ(本文より)
親のジェンダー観の押し付けは、子供から「自分らしさ」を奪い、世の中を生きづらいものにしてしまうかもしれない。
出産は「みんな違ってみんな瀕死」だと思っている。
「クイズ⭐︎正解は1年後」というバラエティ番組があるが、言うならば、子育ては「クイズ⭐︎正解は20年後」である。もしかしたら50年後かもしれない。
子供は可愛いが、苛立ちや怒りも沸く。親もただの不完全な人間なのである。なのに、世間は「ママはいつも笑顔でいなくちゃ」などと、親というものは子供を無条件で愛する完全無欠のイキモノであるかのようにプレッシャーをかけてくる。
子供要素ゼロの自分たけの時間を持つ。これらはすべて「ママがいつも笑顔でいるため」の投資と考えれば、罪悪感を覚えることはないだろう。
根拠不明と思われるイライラにもかならず「原因」はある。快適に生きるためにも、自分の本心を探り、空いてに伝えることは重要だ。そしてなにより大切なのは「自分のハッピーは誰かの我慢で成り立っているのかもしれない」を忘れないことである。
自分の腹から出てきたイキモノだから、自分と同じ考えを持っているだろうとついつい勘違いしてしまうが、部活で志望校を決める息子の例を挙げるまでもなく。子供とは“血のつながった他人”であり“他人”が違う価値観を持っているのはあたりまえなのだ。
親になってからの私は、ずっと自分の人生をないがしろにしてきたように思う。「母親だから」と自分をあと回しにして、いろいろなことをあきらめてきた。自分の人生すら大切にできない人間が、他人の人生を尊重できるはずもない。いま私にいちばん必要なのは、自分の人生を大切に生きることなのだ。
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最後までお読みいただきありがとうございました♡
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